『えるにーにょげんしょう・・・?』
何それ・・・?

『エルニーニョって、サッカー選手の名前だったらなんか強そうだよね。』
って、誰かが言ってました ( ;´)Д(` ) <うそ~ん

あなたは、子供に聞かれたらなんて答えます・・・?


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エルニーニョ現象とは何かって、何となくわかってる気がするけど、分かって無い子供とかに、うまく説明できるほどよくわかって無いですよね^^;

でも、何となく今更誰にも聞けないし・・・ (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

理系だった私は、こういった気象の事とか結構勉強して好きなので、簡単に分かりやすく説明してみたいと思います (-_☆)キラーン

エルニーニョ現象が起きると、梅雨はどうなる?

はどうなる?

はどうなる?

という事で今回は、エルニーニョ現象とは?冷夏になるのか?日本への影響は?なんて事についてまとめてみました v( ̄ー ̄)v
大丈夫なのか、地球 (|||ノ`□´)ノオオオォォォー!!

エルニーニョ

エルニーニョ現象とはなにか?

エルニーニョ現象って、なんだか『地球温暖化の影響だ!』、って感じに思いがちですが、そうではないんだな~

もう何百年と続いている(と思われる。研究では。)、地球規模での自然現象なんですよね < ;`∀´>マジっすヵ!!

で、エルニーニョってなんだ?って事ですが、簡単に説明しますね (o-´ω`-)ウンウン

エルニーニョ現象とは?

日本から見て地球の反対側の海(南米ペール沖の太平洋)の温度が、いつもよりも高くなって、数カ月から1年くらい続いてしまう、数年ごとに起こる現象のこと (* ̄ρ ̄)”ほほぅ…

これが元で、あっちこっちで異常気象が起こるんですよね。

で、何で海水の温度が上がるのかとか、エルニーニョ現象が起こるとどうなるのか?って事ですが、もうちょっと詳しく説明してみますね^^

エルニーニョ現象の発生の仕組み

なんで、海水の温度が異常気象を起こしてしまうほど、変わってしまうのかというと、貿易風(ぼうえきふう)が原因なんです!

貿易風ってなに?

地球の海水は太陽の熱で温められてますよね?

特に太陽の日差しの強い、赤道付近の温められた海水は、空気もたっぷり暖めて、暖められた空気(大気)は上にあがっていきます。

暖かい空気は、冷たい空気より軽いので、上へあがっていき、上昇気流(じょうしょうきりゅう)というやつを起こします (o-´ω`-)ウムウム

これと、地球自体が回っている事(自転)の影響で、地球全体で大気の流れ=貿易風(ぼうえきふう)と言われる、大気の循環が起こっています (* ̄ρ ̄)”ほほぅ…

では、その貿易風がどのように、気候に影響しているかというと、絵で説明しますね (-_☆)キラーン

普通の状態は?

普通の状態だと、温かい赤道付近では、この貿易風が東から西に吹いているので、太陽に暖められた海水は、一緒に西側に集められるんです。

エルニーニョ普通

温められている地域は、上昇気流が起こるので、雨雲ができ、雨が多く降ります。
日本の南の方ですね。

エルニーニョ普通

で、なんかの影響で、貿易風の力が変化すると、こうなってしまうんです ((= ̄□ ̄=;))ナ、ナント!!

エルニーニョ現象が起こる時は?

貿易風の力が弱くなると、暖かい海水は西の方に集まらなくなってしまい、東の方に溜まったままになってしまうんです!

エルニーニョ発生時

そうすると、上昇気流の起こる場所も変わるので、気温も、雨が降る場所も変わっちゃいますよね (≧◇≦)キャー

エルニーニョ発生時の変化

これがエルニーニョ現象が起こる仕組みなんです ( ̄へ ̄|||) ウーム
じゃあ、逆に強くなったら・・・?

エルニーニョ現象の逆は?

エルニーニョ現象と反対の現象は、『ラーニャ現象』といわれるものです (o-´ω`-)ウムウム

こちらは逆に貿易風が何らかの影響で強くなって、温かい海水が西側へ、ガッツリ集められてしまう現象^^;

ラーニャ現象

じゃあ、エルニーニョ現象が起こったら、日本の気候はどうなるのか、傾向を見ていきましょう!

冷夏になるの?日本への影響は?

ちょうど今朝、小学校へ行く道すがら、息子がこんな事を言いました。

『早く6月終わらないかな~』

『何で?』

『早く夏が来るように^^』

虫取りとか魚釣りとか大好きな息子は、夏が大好きなので、早くも、夏が来るのを楽しみにしています ヾ(=^▽^=)ノ

でも、天気予報とかニュースなんかで、『エルニーニョ現象が起こる年は、梅雨が長くなり、冷夏・暖冬になる』って言います (≧◇≦)キャー

『なんだと~!どういう事だ (っ`Д´)っ・:∴ゴルァ!!!!!!』


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梅雨が長くなる!

梅雨前線って知ってますよね?
これがどんどん北上していくと、梅雨が明けるわけです。

その力となるのが、『太平洋高気圧』
聞いたことありますよね?

太平洋高気圧が強くなってくると、梅雨が明けるわけですが、この勢力が弱くなってしまうので、中々梅雨は明けず、長引いてしまう傾向にあるんです。

息子よ、残念だったな・・・

夏の到来が遅くなるだけではなく、梅雨前線が長い事停滞するので、大雨になり、土砂災害にも気をつけなければなりません。

2009年のエルニーニョ発生時は、九州・中国地方で大きな被害が出ました (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

日照不足で冷夏になりやすい!

夏の天気は、太平洋高気圧が、日本をガッツリ囲んでくれればお天気が続くんですが、これが弱いから、お日様も見えず、曇りがちになる傾向があるんです。

梅雨明けも遅くなりがちだし、冷夏になりやすいんですよね ( ̄д ̄) エー

だけど、お天気になったら暑くなるし、湿度も高いから、熱中症は、超注意してください!

暖冬になる?

冬の典型的な気圧の配置は、学校でやったと思いますが、『西高東低』ですよね?
覚えてます?

こうなると、北風が吹き寒い冬となるんですが、この気圧配置も安定しないので、寒い空気が入ってきません^^;
だから、暖冬になる傾向が強いんです (* ̄ρ ̄)”ほほぅ…

これらの気象の変化は、はあくまで傾向の話なので、毎回そうなるかというと、様々な気象の変化があるので、一概には言えないようですね^^;

日本経済にも影響するの!?

天候が変わるだけで、私たちの生活(経済)にも影響するんです。

考えられるものとしては、日照不足で農業の受ける打撃がありますよね?

そうすると、食品は値段が高騰して、夕飯のおかずが1品減るなんて事も (≧◇≦)キャー

それだけではなく、冷夏暖冬という事は、四季がはっきりしなくなるという事ですから、季節ものの消費が落ち込みます。

例えば、ビールとかエアコンとか衣料品とか・・・
消費が冷え込み、景気が低迷すれば、お給料やボーナスに影響して、パパのお小遣いが一部カットなんてことも ( ;´)Д(` ) <うそ~ん

エルニーニョ、恐るべし・・・