春がきたら毎年のようにザリガニ釣りに行っています。
釣りと言うか、我が家では『捕獲』と呼んでますが (= ̄∇ ̄=) ニィ

息子が保育園の頃は、釣ったザリガニを全部持って帰ると言って大変でしたけど^^;
今はちゃんと選別して大きいのだけ持って帰るようにしています(笑)

初めはなかなかザリガニを釣れなかったんですが、コツがわかるとこんなに捕れるようになりました^^

一番は何と言ってもポイントで、ザリガニがいる場所(公園)が分かればどうと言うことはないんですが。
ただ、かといってもやっぱりどうやってザリガニを釣るのか、捕るのかと言うことも重要ですよね。

と言うことで今回はザリガニ釣りの餌や時期、仕掛けや釣竿などについて説明していきたいと思います v( ̄ー ̄)v


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ザリガニ釣りのポイント

まずザリガニが釣れるか釣れないかを分けるポイントが場所です。
いないところにいくら餌を垂らしたところで釣れないですからね(笑)

次にどうやって釣るのかと言う方法になります。
と言うことで、まずザリガニがいる場所から説明していきますね。

ザリガニがいる場所

ザリガニが多くいる場所は、池や水路などになります。

『入れ食いで釣れる!』
と言うようなポイントの場合は、ほぼ水が濁っている感じの池になるはずです。

なぜかと言うと、一般的に『ザリガニ』と呼んでいるザリガニは、ほぼアメリカザリガニです。
赤い奴ですね。

繁殖力がとても強く、産卵すれば一気に増えます。
数が増えると、その池にいる小魚などを片っ端から食べてしまいますし、そればかりか邪魔な水草は切りながら動き回るので、水草も減ってきます。

となると、池の中に日陰も出来なくなり、水温は上がります。
となると酸素も不足して、浄化作用も低下するので水質は悪くなって水が濁るという感じになります。

追記:息子とまた行ってきたので写真を撮ってきました。
こんな感じのところにいます v( ̄ー ̄)v

だから、水の流れが良い、田んぼの用水路なんかにもいることはいますが、あまり捕れた記憶は有りません。

大量にいそうな場所は濁った池、と言うのがやってみた感想です。
(公園によっては、水が流れている綺麗なところでも捕獲経験はあるので、あくまでも確立の話しです^^)

ザリガニ釣りの時期

ザリガニは冬の寒い間は冬眠のように動かなくなり、エサを食べません。
我が家で飼っているザリガニも、冬の間は全く餌をあげませんが、全然平気です。

春先暖かくなってくると、のそのそと活動を始めます。
気温・水温が上がってくるまで活動は鈍く、エサの食いは悪いですが、4月頃中旬ころからはザリガニ釣りは出来ると思います。
もちろん地域によって北に行けば遅くなりますし、南ならもっと早くから出来るかもしれません。

ピークはもちろん夏!

夏休みなんて最高のザリガニ釣りシーズンですよね。

ザリガニがいる水辺は、ボウフラもがいますから蚊も非常に多いです。
時期的にも蚊に刺される可能性も高いので、しっかり虫よけスプレーをしてからザリガニ釣りに挑みましょう!

ザリガニの餌

ザリガニは雑食なので、肉系も植物系も食べます。

飼育するときはキャベツなどの野菜もあげますが、釣りをするときにキャベツをエサに糸を垂らしても絶対釣れないと思います(笑)

一番のおすすめは『ソフトサキイカ』です。

こんな感じに、ふわっとした感じのサキイカです。

煮干しやスルメ、普通のサキイカでも全然OKですが、個人的にはこれが一番においがするからか、釣れる気がします。
コンビニで100円くらいで売っているので、1袋買えば無茶苦茶遊べますよ^^

ザリガニ釣りに用意するもの

エサの他に何が必要でしょう・・?
いつも持って行っているのはこれです。

  • エサ
  • タコ糸
  • 魚とり網
  • 飼育ケース(小)

『釣竿を用意しないと!』なんて考えているかもしれませんが、エサ以外だとタコ糸があればとりあえずOKです Σ(=゜ω゜=;) マジ!?
タコ糸は100金で売っています。

初めの頃は、コンビニでもらった割り箸を車に溜めておいて、家からタコ糸を用意し、エサのソフトサキイカを途中で買って行っていました。

でも、釣竿なんて現地調達で十分です。
そこらへんに落ちている木の棒の中から、子どもや親が使いやすい長さのものを選び、タコ糸を縛り、反対側へエサを巻きつければザリガニ釣りの仕掛けは完成です ( ̄◇ ̄;)エッ

これだけで全然OKなので、本当に気軽にザリガニ釣り出来ますね♪

あったらいいものでは他に2つあります。

ザリガニが餌を食って水面近くまで引き上げても、そこから陸にあげるのが結構コツがいります。
水面から上に出たとたんに餌を離して逃げるなんてことは結構あります。

そんな時は、魚とり網があると釣ったザリガニを逃がしにくいし、小魚も一緒に捕ることも出来るので、これも常に持って行っています^^
もう一つは、釣ったザリガニを持って帰ったり、とりあえずとっておくならバケツや小さい飼育ケースが必要です。


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ザリガニ釣りのやり方

準備が整ったらいよいよザリガニを釣りをやりましょう!

目星を付けた公園など場所に着いたら、どこで釣るかポイントを探してみます

水草や岩の隙間で釣る

まず、ザリガニがどんなところにいるかですが、隙間に隠れていることが多いです。

水草にくっついていたり、岩の隙間を住処にしている場合が非常に多いです。

こんな感じの池の岩場の隙間にいる場合があるので、まず隙間の入口に餌を垂らします。
ザリガニがいるなら、しばらくすると出てきて食べようとするので、少しずつ外に出しながらそっと釣り上げます。

しばらくたってもザリガニが出てこなければ、その隙間にはいないので、また別の隙間に垂らして出てくるのを待ちます。
この繰り返しで、ザリガニがいる隙間を探してみましょう!

ザリガニの巣で釣る

写真を撮ってきていないので、撮ってきたら載せたいと思います。

浅い池の底や、池のふちの泥に直径2cm~3cm位の穴が空いている場合があります。
これはザリガニが掘って住処にしている場所なので、中にいる可能性大です。

穴の入口に餌を垂らしておくと、中にいる場合は割とすぐ餌に食いついて中に引きずり込もうとしてきます。
それをそっと、少しずつ引いて力負けしないように頑張りましょう。

一気に引っ張ってしまうと、エサを離して中に引っ込んでしまうので、あくまでそっとです。
もし引っ込んでしまっても、仕切りなおして餌を置いておくとまた出てきます(笑)

穴がどういうものか、写真があれば分かり易いので、次に行ったとき撮ってきます!

追記:息子とまた行ってきたので写真を撮ってきました。
こんな感じのところにいます v( ̄ー ̄)v

用水路で捕る

この用水路はあまり水が流れていなく、よどんでます。
こういう用水路の場合、ふちにくっついている場合が多いです。

写真のようにがあり、その隙間にザリガニがいるのが見えるので、そこへエサを垂らします。
要領はこれまでと同じです。

ただ、こういった用水路の場合、水底を普通にあるいている場合も非常に多いんです。
基本的には濁った水の方がいる場合が多いので、ザリガニ釣りをする場合は見えないことも割とあります。

そういう時は、真ん中くらいまで餌を投げておいて、しばらく待ちます。
糸が引っ張られているな、と思ったら少しずつ引き寄せて釣り上げます。

ただ、用水路だと裏ワザが使えます (= ̄∇ ̄=) ニィ
ホームセンターや釣具屋さんで売っている魚とり網で『バッシャン!』とすくい上げるだけで簡単に捕れちゃいます。

私は丸型ではなく、四角型の魚とり網しか使いませんが、この場合は水底の表面をなでるように奥から手前にすくいあげるとザリガニが入っています。
あまり水底深くまで網を突っ込んで引っ張ってしまうと、泥が大量に入ってきてしまうので、『バッシャン!』をやったら表面をすくう感じで手前に一気に引いてきます。

そうするとこんな感じに大量になることも。

『バッシャン!』で捕った方が効率が良い場所ならこれでやっちゃいます。
ただ、これでとどれくらいのサイズのザリガニが捕れるのか、やってみないと分かりません。

そのかわり大物を確実に狙う場合は、やはり釣りです。
隙間や巣穴を探ってみて、大きいのがいればそこでしっかり狙いを定めて釣り上げます。

ザリガニ釣りは楽しい

息子とザリガニ釣りをするときはいつもかごを2つ持って行っています。
そうすると楽しさは倍増です^^

先ほども説明したように、いつもザリガニを捕りに行っている公園では、主に用水路で釣りではなく『網でバッシャン!』の方法で捕まえることが多いんです。

そうすると、そこにいる銀ブナやタナゴやクチボソ、ドジョウなどの小魚も一緒に取ることが出来るんですよね。
(ヤマトヌマエビも大量に捕れますが、すぐ死んでしまうので基本的に逃がしています。)

自然を知りながら、どんな生き物がいるのか子供と一緒に学ぶことも出来ますし、飼育できる小魚の場合は持って帰って金魚の水槽で一緒に飼っています。
大きく育てていくと、子どもも喜ぶし楽しいですよ^^

そんなこともあって、いつもザリガニを入れる用のかごと、小魚用のかごと2つ持って行っているんです。
一緒に入れるとザリガニが食べちゃうので(-_-;)

あと、ちなみにですが、メダカも結構取れますが、小さい為家に帰るまでの間で死んでしまうことも多いので、これも基本的には逃がしています。

あまり小さい魚を持って帰ろうとしてしまうと、死んでしまうことも多く、池にいなくなってしまいますよね。
持って帰るのは大きいものだけに限定してます^^

最後に

基本的に私たちが釣っているザリガニはほぼ99%外来種のアメリカザリガニです。
日本固有のニホンザリガニもいますが、現在は北海道と青森、秋田、岩手のみと言われています。

それだけアメリカザリガニにやられてしまったんですね。
外来種によって自然環境が変わってしまったいい例です。

以前、ザリガニの飼育の記事でお伝えしていましたが、ザリガニを持って帰って飼育していると容易に産卵して繁殖してしまいます。
そうすると、数十匹から数百匹のザリガニが生まれてきます Σ(=゜ω゜=;) マジ!?

これをどうするのかが結構な問題になります (-ω-;)ウーン
初めは私も知識がなかったので、元いた池に逃がせが良いんだと思っていましたが、お叱りを頂いたことがあります。
外来種なので逃がしてはいけないんですよね。

放っておくと共食いなどもするので、数匹程度まで減ってしまいますが、それもかわいそうだし、逃がすことも出来ないし・・・

と言うことで、ザリガニ釣りを楽しんだ後、飼育するとなったら割と大変なんだなと言うことも覚えておいてくださいね。
ザリガニの飼育方法についてはこちらにまとめていますので、持って帰る場合はこちらを参考にしてみて下さい^^

 ザリガニの飼育方法!餌は?水の量は?初心者ガイド!

ではでは、ザリガニ釣りと小魚捕り、同時に楽しめちゃいますので、夏はお子さんを連れてお出かけしましょう~!