ある一軒家に、Aさんという女性が、一人で暮らしていました。
いつ頃からか、無言電話が頻繁にかかってくるようになり、Aさんは警察へ相談しました。


着信記録を見ると、尋常ではなかったので、逆探知する機械をつけて貰いました。
ある日、いつものように無言電話があり、その直後に警察からも連絡がありました。


『すぐに家を出てください!発信は、あなたの家からです!
って、言うように、電話にまつわる、怖い話も沢山ありますね。

『着信アリ』なんで映画もできるくらいですからね。
でも、この話はただの余興ですよ。
これからが、本番の話です。今回は、携帯電話にまつわる怖い話です!


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携帯電話が怖い

この話は、携帯電話が怖くて、いまだに携帯電話を持っていない、山谷光男君(仮名)の話です。
この話は、10年以上も前ポケベルがまだ主流で、携帯電話を持っている人は、それほど多くなかった時の事です。
あなたも知らない人から、電話がかかってきたら、安易に話してはいけませんよ。

友人から貰った携帯電話

私は、携帯電話を持っていなかった。値段も結構したし、その時はポケベルを使っていた。
そんなある日、私は、友人のA君から携帯電話を譲ってもらった。

携帯電話

おかげさまで、それからは、家の電話や公衆電話を使うことなく、自分の部屋で電話を使う事が出来る。
だからその日も、自分の部屋で、土井美香子と電話をしていた。


『もしもし、山谷です。』
『こんばんは、土井ですけど。』


美香子はたぶん俺の1コした。『たぶん』とは、まだ美香子とは会った事が無いからだ。
美香子は、A君から携帯電話を貰ったその日の夜に、間違って電話をかけてきた相手だ。それが今では、毎晩電話をする仲になっている。
だから、その会話の話から、何となく予想ができた。


深夜にかかって来た電話に、はじめはいたずらだと思い、すぐに電話を切ってしまった。
その翌日以降も、毎日かかってくるから、いたずらではないと思ったけど、深夜にかけてくるという非常識に、初めは無視していた。


それが、なんだか、徐々に話を聞いているうちに、打ち解けてきてしまい、今では毎晩電話で話すようになっている。

毎晩決まっている事

電話で話をするようになって、もう2,3週間は経っただろうか。
私は、あることに気が付いた


毎晩美香子から電話をくれる事。美香子からの電話は決まって深夜0時だという事。
電話はきっかり15分で終わるという事。


そういえば、美香子の連絡先を聞いていない。だからいつも、美香子から電話がかかってくる。
さすがに今度聞いてみようと思う。


そしてもう一つ、いつもきっかり0時になると電話が来て、0時15分になると、どれだけ話しが盛り上げっていても、

『ごめんなさい。また。』
と言われて切られてしまう。


これも、さすがに次の電話で、聞いてみようと思った。
それに、そろそろ実際に会えないか、聞いてみたかったし。


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次の日も、きっかり0時に電話が来た。


『もしもし。』
『もしもし、土井です。』
少し話をしてから、意を決していよいよ聞いてみた。


『そういえば、いつも15分になると電話を切っちゃうけど、なんでかな?』
『ごめんなさい。そうしないとダメなの。』
申し訳なさそうに美香子は言った。あまり追求しすぎてもいけない、と思いつつも、


『なんで、そうしないとダメなの?』
『ごめんなさい・・・それもお話しできないの・・・』


なんだか、聞いているこちらが悪い気がして、その日は、それ以上聞くことも、デートに誘うこともできなかった。
また、明日にでもデートに誘ってみよう、そう思い、その日も0時15分に電話を切った

携帯電話を持たなくなった理由

その次の日、電話を譲ってくれたB君と、久しぶりに飲みに行った。
思えば、携帯を譲ってもらってから、会うのは初めてかもしれない。


2人とも、かなり酔いが回ってきた頃、不思議に思っていた事を聞いてみた。


『そういえば、美香子ちゃんて、誰よ。土井美香子ちゃん。』
『えっ!』
酔っぱらっていたB君の顔が、一瞬にして真顔になった。


『どうなの?付き合ってたの?今度デートに誘うかと思ってるんだけど、誘っても大丈夫?』
『なんでお前が美香子の事知ってるんだよ!』
『だって、毎日電話かかってくるよ。』


『そんなわけないだろ!美香子はもう死んでるんだよ!
そういうと、B君はガタガタと震え始めました。


おいおい、冗談はよせよ。と思いましたが、B君の蒼ざめた表情と、怯え具合が、尋常ではないことに気が付きました。


『・・・マジなの・・・?』
『すまん・・・すまん・・・』

076

怯えた声で私に謝りながら、B君はポツリポツリと、話をしてくれました。


ある日、暇を持て余していたB君が、美香子をナンパしたのが始まりだという。
聞くと、私やB君の1コ下で、年も近い為、その後もちょくちょく電話をしたり、出かけたりしていたという。


ところが突然、美香子が交通事故で亡くなった。
深夜0時15分、美香子はB君と電話で話をしている最中に、車にはねられ、死んでしまったのだという。
それ以来、B君の携帯電話に、最後の電話を始めた0時になると、毎晩美香子から電話がかかってくるようになった。


『もう、毎晩電話がかかってくるのが恐ろしくて、誰かにあげちゃえばいいと思ったんだ。』
俺を選ぶなよ~ (-_-;)と思いながら、私も怯え、一気に酔いが飛んで行きました。


翌日、速効で携帯電話を解約し、それ以来、私は携帯電話を持っていません

まとめ

いかがでしたか?
個人的な感想ですが、携帯電話が出てきてから、心霊側もレベルあがってますよね。


ただ『出てくる』だけではなくて、携帯で話したり、メールしてきたり。はたまた、変なアプリになってみたり。


まあ、何にしても、知らない人と電話で話したり、知らないアプリ使ったり、やっぱり普通と違う事をすると、いつの間にか、あっちの世界に行っている事があるって事ですね。


あなたも気をつけてくださいね。