私の子供は4歳から5歳の頃、男の子だからか、欲しがる本が偏ってきた時期です。
2歳から3歳位までは、玩具も絵本も車ばかり集めていました。

それが今となっては、きっかけが分からないのですが、気が付いたら恐竜へ方向転換 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
8歳が見えてきた今でも続いています。

だから本屋さんへ一緒に行くと、必ず恐竜の図鑑を探すようになりました^^;
恐竜だけでも、相当の数の図鑑があるんですね。
完全に大人しか理解できないようなものまで、全て買わされました ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

もちろん図鑑でもいいんですけどね。
絵本とか、もっと読んで貰いたいと思ってしまう親心
あなたもそんな事感じていませんか?

そんな私の息子でも、寝る時にリクエストしてきた絵本がありますから、4歳から5歳は男の子が読んでと言ってくるおすすめの絵本を、ご紹介させていただきます v( ̄ー ̄)v


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4歳から5歳の男の子におすすめの絵本!

4歳から5歳って年中・年長さんの歳ですね^^
男の子はこの時期、図鑑にはまる子は多いと思います。
字が読めなくても、写真を見ているだけでも楽しいですから。
うちの息子も夜寝る時の本は、半分が図鑑のリクエストでした。

『コレとコレどっちが強い?』とか、『どっちが大きい?』とか、色々聞いてきました。
かといって、絵本に全く興味がないかというとそうでもないみたい

ちゃんとストーリーを聞くようになるし、好きな本は3歳から読んでいる絵本も、まだまだリクエストがあるくらいです。

ちなみに、息子が3歳の時にハマっていた、おすすめの絵本はこちらです。
いまだに読んでますよ^^;

⇒ 3歳の絵本のおすすめ!息子がお気に入りだった絵本をご紹介!

新しい本の良いところもありますが、何十年も前の民謡や昔話は、それだけ力があるんでしょうね。
そんな4歳から5歳の男の子へ、おすすめの本をいくつかご紹介させていただきます!

ちからたろう

出版社:ポプラ社
定価:1,050円

定型的な日本昔話^^

読み聞かせ動画があったので、良かったらどうぞ^^ ↑

子供のいない、貧乏なおじいさんとおばあさんの、アカで作った人形が力太郎

ある日修行に出た『ちからたろう』が、強さが自慢の『御堂っこ太郎』と、『石っこ太郎』と勝負に勝って家来にする。

その後悪い奴に、いけにえにされそうになっている娘を助ける

『修行』『強い者に勝って家来にする』『悪い奴をやっつける』
どれも男の子の好物ですよね (⌒-⌒)

『ヤマタノオロチ』などもそうですが、悪者をやっつけて女性を助けると、大抵に貰います^^;

大人からすると典型的な昔話ではあるんですが、男の子にとっては、この力強さと一本筋の正義感は、
憧れに近いものがあるんじゃないでしょうか?

ママは理解しにくいかもしれませんが、パパなら大絶賛の絵本ですよ。

はじめてのおつかい

初めてのお使い

出版社:福音館書店
定価:840円

主人公の5歳の女の子の初めてのおつかいのお話。
内容的に、子供が楽しむ、というより親が読ませたい本なのかも知れせんね。
先程の『ちからたろう』が、パパおすすめなら、こちらの『はじめてのおつかい』は、ママイチオシではないでしょうか。

突然お母さんに牛乳を買ってきてと頼まれてしまう『みいちゃん』

緊張のあまりに手と足が同時に出てしまう描写や、お店についても『牛乳くださいと』大きな声で言えず、気付いてもらえなかったり。

あまりにリアルな、日本の子育ての様子が表現されています。

うちの息子は、わんぱくなのに超怖がり
私と一緒なら、真っ暗な森へカブトムシを捕りに行くのも平気なのに、とにかく1人になるのが怖い

だからこの本は、あまりにも怖いのか、実は読みたがりませんでした。

子供によっては、こんなこともあるかもしれませんが、いずれは一人でやっていかなければ、ならないときが来ます。

もし、一人になるのが怖かったり、買い物もいけない様な子供でも、ちょっと大きくなってから、自分と重ねて見て、成長したなと、自分自身の事を思えるようになるかもしれません。

そういった意味でも、家に置いておきたい1冊です。

ぐりとぐら

ぐりとぐら

出版社:福音館書店
定価:840円

やはり私よりも年上の、『ぐりとぐら』
親子2代で読んでいる方も多いはず。

『ノンタン』と同等な位、子供には定番となっていますよね?

2歳くらいからでも絵のタッチや『ぐりぐら♪』のリズムで、のめり込んでいる子もいると思います。

男の子、女の子、性別・年齢問わず楽しむ事ができる『ぐりとぐら』は、息子の体調が悪くなるといつも行く、かかりつけのお医者さんにおいてありました。

ぐったりしている息子に読んであげると、辛そうにしながらも『にっこり』笑ってくれました。

それからシリーズを何冊か家に置いています。

子供も親も、ほんわかできる素敵な絵本だと思います。

おまえうまそうだな

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出版社:ポプラ社
定価:1,260円

これまでの絵本と違い、新しい本ですが本当に素晴らしい
親の私も大好きな本です。

しかも、映画化されちゃうくらいなので、愛されている作品なんだと思います。

シリーズの第1作(だと思いますが)『おまえうまそうだな』では、暴れん坊のティラノサウルスが、アンキロサウルスの赤ちゃんを見つけます。

食べてやろうと近づき『お前、うまそうだな♪』というと、アンキロサウルスの赤ちゃんは『うまそう』が自分の名前だと勘違いをして、ティラノサウルスを、自分のお父さんだと思いこんでしまいます。

そこから、ティラノサウルスは、徐々に愛情が湧いてきて、奇妙な親子愛が芽生えます。

このシリーズのお約束ですが、最後は切ないお別れが待っています。

シリーズの、どれも取っても愛情が深いストーリーで、大人が読んでも最後には必ずホロリと来てしまいます。

はじめは、『息子が恐竜好きだから』という事で1冊買いましたが、この、何とも言えない切ないストーリーと、愛情の深さに、図書館で何度も借りてきて、結局全部揃えてしまいました。


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番外 もののけ姫(上下巻)

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出版社:徳間書店
定価:各1,680円

4歳から5歳のおすすめに入れましたが、息子は3歳の時から完全にはまっています。

ベビーカーを押しながら保育園に行く途中も、歩きながら読まされていました(危ないって!)^^;

『なんだ。ジブリじゃん。』って、思われるかもしれませんが、あまりの息子のハマり様に、ご紹介せざる負えませんでした。

3歳から4歳の頃は、『動物の中で何が一番好き?』と聞くと、『イボイノシシ!』と答えていました ε- ( ̄、 ̄A) フゥー

幼児の一番好きな動物で、イボイノシシって、普通ないですよね(笑)

イボイノシシは、『もののけ姫』に出てくるイノシシで、人間と壮絶な戦い繰り広げています。

その姿がカッコよかったのでしょうか?
ストーリーとは、それほど関係無いんですけど・・・

ただ、『人間と自然』『人間の恐ろしさ』『人間の罪の深さ』という物を、深く考えさせられます。

これも多くの動物が登場するので、子供にも受け入れられやすいし、何度読んでもいつも新鮮に聞いています。

もちろんDVDも持っていて、恐らく一番観ていますが、それでも本を読んで欲しいと、いまだに言ってきます。

個人的には、アシタカが旅立つ時、村の小娘のカヤから、大切な玉の小刀を貰ったのに、別の女にあげるなんて・・・?

と、大人の男としては、ちょっと別の意味でもドキドキしましたが(笑)

とにかく、絵本としても、最高の作品です。