これから子供を産む人も、小さな子供がいる人も、子育て費用の内訳や総額が幾らかかるのか気になりますよね^^;
よく聞く話では一人1,000万とも、2,000万とも、言っていますよね。
『そんなにお金かかるの!?』
『そんなに差があるのはなぜ?』
と思いますよね。
今回は、子供を育てるのにかかる費用について、お話をさせていただきます^^
子育て費用の総額
あなたが気になるのは、子育てにかかるお金ですか?
それとも教育費ですか?
実は、これを混同している人が結構います。
まず次の数字を見てください。
出産から大学卒業までの子育て費用の平均金額です。
データ元:財団法人こども未来財団子育て家庭の経済状況に関する調査研究(2005年度)
ということですよ^^
えっ、なので、教育費で考えれば学費+習い事=1,030万円。
子育て費用総額で考えれば全てを合わせて2,370万円ということです。
あながち1,000万円も2,000万円も、遠い数字ではなかった、ということです。
内訳も知りたいですよね^^次で見てみましょうか!
子育て費用の内訳
では同じく、財団法人こども未来財団による、『子育て家庭の経済状況に関する調査研究』(2005年度)を、もとにした、内訳を見てみましょう^^
もちろん単位は万円です^^
年齢 (学年) |
総額 | 学費 | 習い事 | 生活費等 |
出産 | 54 | 0 | 0 | 54 |
0~3 | 199 | 36 | 0 | 163 |
4~5 | 164 | 66 | 4 | 94 |
小学1 | 61 | 13 | 3 | 45 |
小学2 | 61 | 13 | 3 | 45 |
小学3 | 60 | 12 | 3 | 45 |
小学4 | 62 | 10 | 8 | 44 |
小学5 | 63 | 10 | 9 | 44 |
小学6 | 62 | 9 | 9 | 44 |
中学1 | 99 | 22 | 20 | 57 |
中学2 | 97 | 21 | 19 | 57 |
中学3 | 97 | 21 | 19 | 57 |
高校1 | 125 | 48 | 11 | 66 |
高校2 | 124 | 48 | 11 | 65 |
高校3 | 123 | 47 | 11 | 65 |
大学1 | 230 | 131 | 0 | 99 |
大学2 | 230 | 131 | 0 | 99 |
大学3 | 230 | 131 | 0 | 99 |
大学4 | 229 | 131 | 0 | 98 |
合計 | 2,370 | 900 | 130 | 1,340 |
ちょっと古いデータですが、参考に見るには十分なデータです。
まず、気をつけて見ていただきたいことは、平均データということです。
例えば、4歳から5歳の習い事ですが、2年で4万円ですから1年で2万円となっています。
普通、習い事1つ行けば毎月5,000円~1万円はかかります。
1つ行けば、年間6万から12万円かかりますから、もっと上がりますよね^^;
小学校も、4年生から上がっていますが、中学で私立受験するなら塾代を毎月2万円としても、年間24万円です。
さらに中学では、年間50万から70万の学費がかかりますから、表からさらに30万から50万と入学金がかかります。
平均で見るとこの表のようになりますが、教育費にお金をかける家庭と、かけない家庭で差があることが分かりますよね。
これ、かなり気になりますね。
では差が出てくる教育費だけなのか見てみましょうか・・・^^;
スポンサーリンク
公立と私立の教育費
同じところのデータが見つからなかったので、教育費に関しては、別のデータを参考にしてみます。
まず、幼稚園から高校までの教育費を見てみます。
幼稚園から高校まで公立 | 571万円 |
幼稚園から中学まで公立 | 728万円 |
小学校だけ公立 | 1,055万円 |
すべて私立 | 1,678万円 |
財団法人こども未来財団のデータでは、高校までの教育費合計が、506万円ですから、ちょっとずれがありますね^^;
ここで見ていただきたい数字はその差です。
中学校で私立受験した場合と、すべて公立の場合の差は約500万円!!
これ見ただけでもゲンナリしますね・・・
大学へ行けばプラス400万円から600万円ですので、すべて私立だと2,000万円を超える計算になります!
すべて公立と、すべて私立では、その差は1,000万円ということが、わかりましたね^^;
資金計画を立てよう
ざっくりですが数字を見ることで、子育てにどれくらいお金がかかるのか、イメージ出来ましたね。
でも、それだけ見たら
『子供産めない・・・』
『育てられない・・・』
って、思ってしまいますよね。
ここでお伝えしたかったことは、お金がかかる時期と、その時のあなたたち両親の年齢です。
子供が何歳の時、自分が何歳のときにお金が必要なのか、ここが重要です。
そのための資金計画を立てる必要があることを、今は理解できればいいと思います。
そして、それに合わせて、教育にどれだけお金をかけられるのか、足りない分はパートでも行い補完するのか、など時期と収支のイメージをつけましょう!
機会があれば、資金についてもお話しさせていただきますね^^
さぁ、頑張って子育てしていきましょう!!